小さい「っ」「ゃ」やカタカナ語はどう打つ? — ローマ字入力で迷いやすい文字
公開日: / 書いた人:shinpoyo
ローマ字入力は「か=ka」のように規則どおりに打てばよいのですが、小さい文字やカタカナ語の音になると、急に指が止まることがあります。この記事では、迷いやすい文字の打ち方を整理します。Windows の Microsoft IME、Google 日本語入力など、よく使われる日本語入力で共通の打ち方を中心にしています。
小さい文字だけを打つ
「ぁ」「ゃ」のような小さい文字は、ふつうは「しゃ=sya」のように前の文字とまとめて打ちます。小さい文字だけを打ちたいときは、先頭に x か l を付けます。どちらでも同じです。
| 文字 | 打ち方 |
|---|---|
| ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ | xa xi xu xe xo(la なども可) |
| ゃ ゅ ょ | xya xyu xyo |
| っ | xtu(ltu・xtsu も可) |
| ゎ | xwa |
| ヵ ヶ | xka xke |
この打ち方を覚えておくと、どんな組み合わせの音でも「前の文字+小さい文字」に分けて打てるので、困ったときの逃げ道になります。
小さい「っ」の打ち方
「きって」「ざっし」のように、「っ」のあとに子音で始まる文字が続くときは、その子音を2回打ちます。
- きって …
kitte - ざっし …
zassi(zasshiも可) - まっちゃ …
mattya(macchaも可)
ただし、子音を2回打つ方法が使えない場面があります。
- 言葉の終わりの「っ」:「あっ」「えっ」のように後ろに何も続かないときは、
axtuのように単独で打ちます。 - 次が母音や「な行」のとき:
nnは「ん」になるので、「っな」をnnaとは打てません。この場合もxtuを使います。
打ち方が何通りもある文字
同じ文字でも、打ち方が何通りかあるものがあります。どれで打っても同じ文字になります。
| 文字 | 短い打ち方 | ほかの打ち方 |
|---|---|---|
| し | si | shi ci |
| ち | ti | chi |
| つ | tu | tsu |
| ふ | hu | fu |
| じ | zi | ji |
| しゃ | sya | sha |
| ちゃ | tya | cha cya |
| じゃ | ja | zya jya |
打つキーの数は、短い打ち方のほうが少なくなります。一方で、shi chi tsu のようなヘボン式は、英語の綴りやローマ字の看板と同じなので覚えやすい、という人もいます。どちらが正しいということはないので、自分が迷わない方を選んでください。
ほかに、つまずきやすいのが次の3つです。
- を …
wo(oでは「お」になります) - ぢ・づ …
didu(「はなぢ」「つづく」など) - ー(のばす棒) … 数字の 0 の右にある - キー
カタカナ語の音
外来語に出てくる「ファ」「ティ」のような音にも、まとめて打てる書き方が用意されています。
| 音 | 打ち方 | 例 |
|---|---|---|
| ふぁ ふぃ ふぇ ふぉ | fa fi fe fo | ファイル、フォント |
| てぃ でぃ | thi dhi | パーティー、ディスク |
| しぇ ちぇ じぇ | she che je | シェア、チェック、ジェット |
| うぃ うぇ | wi we | ウィンドウ、ウェブ |
| ゔ | vu | ヴァイオリン(va で「ゔぁ」) |
ti は「ち」になるので、「ティ」を打つときは thi です。「ディ」も di だと「ぢ」になるので dhi を使います。ここは間違えやすいところです。
表にない音や、使っている日本語入力でうまく出ないときは、小さい文字を単独で打つ方法で「て+ぃ(te xi)」のように分ければ、どの環境でも入力できます。
迷わないためのコツ
- 打ち方は1つに決める:「し」を
siとshiで混ぜていると、毎回どちらにするか迷う分だけ遅くなります。普段から1つに決めておきましょう。 - 困ったら分けて打つ:
xを使った小さい文字の打ち方を1つ覚えておけば、知らない組み合わせでも止まらずに済みます。 - 「ん」にも注意:「ん」も、次の文字しだいで
nnと2回打つ必要があります。詳しくは 「ニンニク」が「にんいく」になる理由 にまとめています。
カタカナのコールで練習:マシマシ打は、店主の「ニンニク入れますか?」に、表示されたカタカナのコールをローマ字で即答するタイピングゲームです。画面に打つべきローマ字も表示されるので、迷いやすい文字の確認にも使えます。
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